サマリテーヌ
ご無沙汰して居ります。 大分寒くなって来たので引き続き洋服の直しが大変。 昼間一日中アトリエで針仕事、夜、家に帰ってパンタロンやコートの直し、全部手縫いなのでついついご無沙汰です。
先日、サロメに行った時、マダムに『アルエット何処に居たの?探したのよ』と、冗談でもこんな事言われると嬉しくなります。パトロンもご機嫌でした。帰る時マダムは『滞在/労働許可書が取れたら又、此処へ戻って来て~!!』なんて調子良い事、言ってました。
ドミニクは仕事どう~?上手く行っている~?と 色々心配して呉ました。 此処の人達も皆、気の良い仲間。 先週は少々沈みがちだったので、何と無く気が晴れました。 何時も感じますが、のぶよさんは 私より年上で 体も細いのに、張り切って仕事をしています。
8月は売上 一番、9月もトップと聞いて、私もくよくよしては居られません。 彼女が売上トップなら、クチュリエのトップと迄は行かなくても、良い仕事をすると 褒められる位になり度いと、希望が湧いて来ました。 アトリエが変って元気なくして居る様では、未だ未だ未熟です。 仕事一筋に頑張れば落ち込んで居る暇は無いのに…
今、サロメは蝉の翅と呼ばれる薄いモスリンや、シルク・デシン等、取り扱いが難しい薄手素材の仕事が多いので、土曜日、暇な時は勉強も兼て手伝いに行っています。 テッドのアトリエは厚地のパンタロンとかワンピースばかりなので、薄手の仕事も平行して出来るのは願ってもない事。 決して楽な仕事では有りませんが、カットの責任者が良く教えて呉る点では、勉強になる事も沢山有ります。
回想.70年代 ≪On trouve tous a SAMARITAINE≫ サマリテーヌで全て見つかる~と言う キャッチ フレーズが有りました。 美しいアールデコの内装が懐かしい~~~ 老朽化の為、現在閉鎖中