屋根裏の住人
皆様、お変わりなくお過ごしの事と存じます。 先日『カトリネット』の事、書いた手紙着きましたか? 封書ですが郵便局に行かず適当に切手を貼ったので、料金不足で船便になったかしら~?と心配です。
昨日は隣人のコーレットが呼びに来て、午後5時頃から夜中の1時まで二人でお喋り。 レコードを聴いたり 趣味の話をしたり、彼女には仏和の辞書、私は和仏の辞書を片手にアルバムを見ながら夏のヴァカンスで行った 所を、地図上で説明して呉たり~発音や文を直されながら話しました。
切手コレクションが趣味で使用済みも新しいのも全て収集。 フランスは外国人が多いせいか色々な国の切手を沢山集めていました。 珍しい綺麗な切手が一杯~~ 仏、独、英、米、伊、スペイン、ベルギー、オランダ、スイス、イスラエル、チュニジア、チェコ、トルコ、モロッコ、ユーゴスラヴィア、ルーマニア~~ 思い出せない位多くの国。 切手の収集は世界共通なのですね。
向いの奥の部屋には夫婦かどうか~?画学生らしき若いカップルが住んでいます。 何時も階段や廊下で挨拶するだけでした。 今日、昼過ぎ部屋を出たら男性の方と出逢いました。 その子『スミマセンが~』と話かけるので行って見たら彼女は留守で、もやしを洗っていて 『是どうやって食べるの~? 生~? 煮るの~?』と聞かれたので、一番簡単な食べ方を教えてあげました。
夜は彼女が帰って来て料理しているらしく話し声がしていたら、ドアをノックする音。開けたらまたその子で『ピーマン一個有りませんか?』 って 『玉葱は有るけど~』 って言ったら 『玉葱は有るんです』 って帰って行きました。 何と無く愉快な可愛いセミ夫婦。
突当りの部屋にはマリー・クロードと言う、22歳のフランス女性が住んでいます。 彼女はコーレットと同じ会社に勤めて居て、ボーイッシュの髪型のさっぱりした 感じの良い娘。 エドワーズの人達が来た時 『さっき東京から二人訪ねて来て、また来ると言ってたワ』 と教えて呉ました。 若者が多く楽しそうです
隣は男の子、でも未だ一度も逢ってません。その子の友人は何人か逢いましたが~隣のドアをノックする音が、家の様に聞こえて間違えて開けると隣だったり。 時々、レコードガンガン掛けたり~でも毎日じゃないし、音楽好きだから黙って聴いてます。 私も友人が来たらうるさいかも知れないし~ 屋根裏の住人、向こう三軒両隣のご紹介。では又。