巴里便り~今昔★オートクチュール修行@70年代

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J.M.WESTONの職人技

2013年1月某日
久々に感動の技に遭遇~!! フランスを代表する高級靴メーカーJ.M.ウエストンの職人技~20数年来お世話になって居る大好きな靴。 何回も踵やソール:裏底をリペアしながら~ 履き続けて来たが、とうとう全面的なメンテナンスを要する事態に~**

疲労が顕著な靴を店に持参~  総合リペアをお願いすると 『 少々高額になります。 リペア後どの位持つか保証は出来ませんが~』 と丁寧な申し出を受けた。 『 構いません履き易く大好きな靴なので~』 と了承。 預けてから 二ヶ月後の昨年暮に連絡が入り 出向いてびっくり~!! 『 ウソォ~ 是があの靴~?? 』 と驚嘆~!! 新品に化けた~?? と 思う程の靴が目の前に出現。 【 アッパレ~!! 見事な職人技に感服~!! 】
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J.Mウエストンとの出逢いは1989年日本向け直輸入交渉に訪れたリモージュ工場~ 当時のオーナー:ロジェ・ヴァラード社長との挨拶がきっかけだった。 通常、日本人は頭を下げて挨拶するが、仏人は顔を見合わせ握手する。 然し社長は握手しながら目線の先は相手の足元だった。  同行の男性諸氏は全てウエストンを着用して居た。  当時は未だ女物のローヒール・パンプスを履いて居たので 「 ハッ~! 」 とした。 その後 「 仕事の為に履いて行かなければ~」 と職業上の理由から購入。 その靴が今回新品に蘇る変身を成遂げた功労者~??!!

然しこの義務的購入は後の人生に幸いをもたらせた~ とは少々オーバーかも知れないが、何時間履いても疲れ知らず~ 外反母趾解消~ 足にフィットする履き心地満点~!! このウエストンとの出逢いをきっかけに~ 履き易いローファーに思いを寄せ~ 後の20年余り時々浮気しながらも~ ウエストンのローファーをこよなく愛用して居る~‘@‘ 

老朽化が進んだ 何処かの国のトンネルでは無いが~ 普段履きが老朽化で其処此処の糸の解れも気になり~ 今回の補修となったが~ 新品同様のリニューアルの技に感謝感激~!!
 
ウエストン社はアフターサーヴィスに対する責任ある商品管理を遂行~ 自社のリペア技術を持たなければ直輸入が認められず~ 日本の靴職人に同行~ 一週間弱のリモージュ工場に置ける研修で、通訳しながら多くを勉強させて頂いた。 目を見張る思いも依らぬ技術を目の当たりにした当時の経験から、技の素晴らしさは信頼していたが~ 総リペアの愛靴を見て再確信した。 
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JM.WESTONはフランス政治家の御用達~?! 閣僚勢揃いの【フォトファミリー】写真を観ると足元にウエストンが並ぶ。 先日、修理品を取りに伺った際も、サルコジ政権のフランソワ・フィヨン前首相と鉢合わせ。 『ボンソヮール 』と何時もの様に入店すると目の前の男性が『ボンソヮール』と答えて呉れた~ 『 ハッ~ 』 と気が付くと前首相だった。 修理品を受取り外に出ると、入る時気付かなかった黒塗りの車が横付~ SPが何気に立って居た~!!!
>>> 追記@2016年11月27日
オォォ~!! いよいよ来年2017年5月の大統領選 最有力候補へ[ フィヨン大統領 ]誕生を祈る ~☆彡
>>> 追記 @ 2017年4月23日
アァァ~ 😢 個人的には非常に残念な結果になってしまった~😢 仏友人達からも嘆きのメール:SMS着信~😢
想いは何処も同じ~☁🌙☁
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私生活まで追う熱狂的なパパラッティ:メディアの存在しない~ 人権尊重のフランスでは、政治家に限らず有名スターも自然体で私生活を送れる国。 サンジェルマン界隈はカトリーヌ・ドヌーブやジェン・バーキン、シャルロット・ゲンスブルグ等、映画関係者や政治家に逢う事も多く~ 有る早朝《ポワラン》のパン屋でリヨネル・ジョスパン氏とも鉢合わせ。。。。。 構わぬ格好してウエストンを突っ掛けて出掛けるが~何時何処で誰にお会いするか~奇遇な出会いも想定してオシャレに心掛けるべきか~ 普段着も~?!!
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政府御用達~?! ウエストン社:工場へ伺った時~ 棚に並ぶブーツの木型を見せて頂いた。それらは軍隊や消防士等のトップの方が正式に履くブーツだった。  オートクチュールの顧客ボディの様に~ 其々の寸法で作られた木型である。  巴里祭の式典で着用される事も有るのだろう~ 立派なブーツに惚れ惚れさせられた記憶が蘇る~!!

安価:粗素材:粗製が溢れる昨今の市場~ 使い捨てや物を大事にしない風潮の中~ 職人技で末永くリペア出来る稀な存在の逸品~ 何時までも輝き続けて欲しい職人技~!!!
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≪ウエストン人気~ 秘話≫
若者~ 学生に愛され人気を博したウエストン~ 高品質&履き心地良さは父親から息子へ受継がれ~ 成長盛りの学生が履けなくなったウエストンを先輩から後輩へ譲られ~ 確たるリペアで履き続けられた習慣~ 歴史がブランドを育てた~***
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英国の有名大学の様に制服の無いフランスでは、紺のブレザー&グレーのパンツそして靴はウエストンのローファーと云うカレッジ・スタイルを、学生仲間が自主的に生み出し~ 履き易さ品質の良さ&デザインの評判が学生仲間で広がり~   憧れのウエストンは学生に人気を博した~*** このエピソードは円卓の騎士の如く~ 楕円卓を囲んだ工場幹部との会食の席で、当時のヴァラード社長がルーツを語って下さった。 

そう云えばあの頃、オーナーは通訳している間に食し~ 通訳を終えると同時に話し始め我が身としては食べる暇の無い会食だった~** まあ会食の席では常に緊張感が伴い、ゆっくり食事を取れる心境では無いが~  多くを学び貴重な経験をした時代だった~!!

特にオートクチュールと云う最高技術:嗜好者として~  靴の最高峰技術を駆使した生産工程を目の当りにすると云う~ 心弾む恵まれた仕事に感激の日々~ 直輸入業務:日本と欧州の架け橋としてのレールを敷きはじめた頃だった。 そして日本では、ウエストンをこよなく愛する若いスタッフに依り~ 知名度浸透に貢献~ 多くの若者ファンに恵まれた。 仲買を通さず直輸入で価格を抑えられた事も~ 功を奏した。
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元々靴は大好き~ 70年代はフランソワ・ヴィヨン~ 80年代はトキオ・クマガイ、モード・フリゾン、ステファン・ケリアン等 ファッション性の高いデザインを好み~ 外反母趾の痛みに耐えつゝ終日展示会場を歩き回り業務を熟した。  丁度、このマンネリからの脱出を感じ、ファッションもトラディッショナル傾向に移行した頃~ 昔から好きなメンズ系へ興味が移り始め~ 携わった直輸入小売店:巴里駐在を任され~ ウエストン遭遇のチャンスに恵まれた。 

メンズ&レディース共有:ローファーで、是程履き心地良く足にフィットする靴は存在しないだろうと思われる。 一日:12時間余りを共にする展示会場視察~ 何日も続くハードスケジュールに音を上げる事も無く、仲良く暮らした日々~ ビジネス用としても必須。歩くとコツコツ頭に響きイライラさせられ~ 無理なフォームを強いられ外反母趾を誘発した~ 80年代の婦人靴から解放されたのは幸運。 是からも 足に優しいウエストンの ロファーで散歩を楽しむ巴里の ≪老婆の休日≫ 大事に履いてメンテナンスを怠らなければ~ 今の在庫で生涯間に合うだろう~*@*@*
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      ≪↑↑左の黒が新品同様にリペアされた驚きのローファー≫
注:日本では靴を脱いで入る歴史建造物(京都の寺院:城)や料理屋も多く~ 履き直す時、踵を踏んで足を押し込む姿を良く目撃する。 是は一番靴を傷める原因~ 必ず靴べらを使って履く事をお勧め~!!! 仏人来日の折、感心するのは、紐靴は丁寧に紐を解いて脱いだ後~ 履く時は靴べらを使って履き直す~習慣の違いとは云え見習いたい靴への労わり?
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良くもったいない~と云う言葉を耳にするが~ 無駄を無くす事、即ち物を大事に使う事是が仏流倹約~ 生活に密着したフランスの勿体ないは、日頃の倹約が反映されて居る。ブランド品の誕生然り~ 手間暇掛けた良いものが高額は必然~然し品質良く丁寧に出来上がり長年持っても飽きが来ない、手入れ次第で何年も使える。 普通、靴は消耗品の感覚だが~ 20年余り履ける何て地球温暖化に優しい商品では無いだろうか~?!! 使い捨てでごみを増やす商品より~XXX
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≪忘れてならない魅惑の重要ポイント≫
何故これ程履き心地が良いのか~?!! 幅⇒ワイドを選べるのがポイント。 コッペパンの様な段平:保持者に取って最高の魅力~!! A,B,C,D,E~ と幅のサイズも小刻みに揃って自己に合う幅を選べる~!! その為、足が吸込まれる様にフィットする心地良い快感を、履いた日から得られる~*@* 
通常の既成靴は幅が選べずワンパターン~ 足をデザインに合わせる他ない為、革の伸びを待つしかない~苦笑~** 販売員は『革は直ぐ伸びるから~』と無責任に勧めるが~XXX ファッショナブルなデザイン優先で選び、無理して履いた80年代は気の毒に足が我慢を強いられた~*@* 

然し幅を選べる事に因って、革の伸縮を待たずして即日から~ 吸い込まれる様な魅惑の感触を得た J.M.ウエストンのローファーとの出逢いは画期的だった~?!! 革の伸びを待ってデフォルメさせる事もする必要もない~  高品質の革に優しく足を包み込まれ~  何年も美しい原型を留めながら履き続けられる満足感~!!★!! 
色とデザインを選んだ後は測定器?!の上に足を乗せ~ 長さと幅を図って呉れる。 幅を選べる半オーダーメイド~?!! 段平足の保持者に取って是が最高の魅力~!!! 

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余談:昔、89~2000年、取引している頃、当初:良く聞いた話で有るが、、、、、店での販売方法として、ぴったりサイズより、心持きつ目が良い~ 履いて居る内、革が馴染み足にフィットするのを待つ~¿? 風に客に勧める~ そして当社の販売員も其れに準じた。。。

然し何足も履いた経験から個人的には、最初からぴったりサイズを求め:特にワイド ⇒ 広さは無理せずEを購入。 その日から、足にフィットする感覚が最良。 只でさえ、一日中8時間、時に10時間履く事がざらな展示会業務を熟し~ 夕刻には足も膨張する。 朝、ぴったりの靴が暮時には、膨張した足 に革も馴染んで痛みを感ずる事無く、自然体で一日を終えられる。

この経験談を仏友人に話すと、それが正しい~と評価。 実は彼も、お店でアドヴァイス受けた様に、少しきつ目を買って履き慣れるのを待って居たら、履くのが嫌になった。。彼の友人達も同じ事を云っている~と、我が経験 & 分析談に納得~!! 其れからは履いた、その場:その日から心地良く履けるサイズを購入~ 履き慣れるのを待たずに痛みも無く~ 毎日履けると喜ばれ、革もデフォルメせず、型を入れ忘れてもほゞ原型を保つ~ 一石二鳥とか冗談も。。。
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by paridayori | 2013-01-18 01:50 | 自作:ファッション:小物 | Trackback | Comments(0)
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