巴里便り~今昔★オートクチュール修行@70年代

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初仕事

1972年1月31日(月)  
29日(土)に引続き今日も一日仕事でした。 朝九時から夜六時迄、昼休み一時間の八時間労働です。  疲れますが働く事は楽しいですね、職探しより~  このアトリエはオートクチュールでは無く高級プレタで、 オートクチュール店 ≪ピエールバルマン≫ 等の、直営ブティック向け商品を作って居ます。 プレタ:既製服ですが全て手縫いです。 シルエットを大事にする為、カット:裁断面でも日本とは未だ大分差が有る様です。
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日本で縫子として勤めた経験も無く、学校を終えた後は何時も自己流でしたが、まつり一つにしても学校で習った方法とは全然違います。 一つ一つ全てが新しい事ばかり。 仕事を習いながら言葉も教わって居ます。

アトリエは悲しくなりそうに古い古い~ 磨り減って傾いた木の階段~ 中世の巴里を思わせる様な建物の中に有ります。 でも中で働いて居る人達は皆、陽気で気の良い人ばかり…  アトリエでは三人の女性仲間で仕事をしています。 一人はモニックと言うフランス人で21歳、彼女は二年間ジヴァンシーのオートクチュールに居たそうですが、私には『オートクチュールの方が良い』と話していました。

もう一人は言葉と耳に障害を持つジャネット、30代のイスラエル人。 モニックはとても親切で良く教えて呉ます。 彼女のお父さんはロワール地方の自家工場で チーズを作っているそうです。  ジャネットは情緒不安定で時々ヒステリーを起こします。 
 
此処へ来た日から アルエット(Alouette:雲雀)と 呼ばれています。 名前をフランス読みにするとHを発音しない為。 モニックは発音を聞いた時 ≪アルエット≫ と覚えた様です。

この ニックネームは此処を紹介して呉た テッド・ラピドス の販売員の ドミニクや、同店の日本女性にもそう呼ばれています。   『来なくて良い~』と言われる迄、このアトリエで働くつもりです。 そして収入や仕事が安定してから又、方向を考えます。 ではこの辺で。
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by paridayori | 2011-01-31 03:48 | 自作:ファッション:小物 | Trackback | Comments(0)

日曜の朝

1972年1月30日(日)
昨晩とても冷く今朝も買物に出かける時、冷え込みが厳しいと思ったら、とうとう舞い降りて来ました。 白い雪の精が次々に衣を着せて行きます。 窓からの景色は「若草物語」でも思わせる様な情景です。 静かな日曜の朝、誰にも邪魔されず歩道や屋根、バルコーンを好き勝手に塗りつぶす雪の精~~~~~ 

馬車が着き~ 中からロングスカートに長いケープをまとった貴婦人が降りて来そうな~ 大きな背丈以上有る窓から  見下ろしている自分も又、遠い昔に生きている様な~~~ 「雪の降る街~~~♪♪♪」 が ぴったりする巴里の雪景色。    残念ながら直ぐ上がってしまいました。
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≪大雪の巴里~サンジェルマン通り:1987年1月 ≫ 
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by paridayori | 2011-01-30 04:48 | 街並 | Trackback | Comments(0)

外国人就労条件

1972年1月27日(木)
今日、お父さんからのお便り受け取りました。 大変嬉しく存じます。 有難うございました。 多分25日頃、着いて居たと思いますが、マダムスピラの所に行って無かったので、受け取るのが遅れました。 今度、移る所には長く住みたいと思いますし、長く居られる所を探しました。 

仕事の方は今週の土曜日(29日)に一応試験をする事になりました。 あるフランス人の紹介です。 今日、そのアトリエへ行って来て、自分としては余り乗り気では無いのですが… と言いますのはオートクチュールの下請けで、オートクチュール店のプレタ:既製服を作って居ます。 何しろ『ワンピースを一日か一日半で縫えるか』と 聞かれる所です。 只、有名なオートクチュール店との関連も有るし、紹介者も是非と勧めて居ました。
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≪アトリエ:67番地MONTORGUEIL通り≫
先ずはカルト/セジュール:滞在許可証、カルト/トラヴァイユ/労働許可証の取得が先決ですので、仕事は選んで居られません。 この二つの許可証が無いとフランスで働く事はとても難しいのです。 

是を取るには雇用主に契約書の署名と保証金を出して貰わなければなりません。 今迄、職探しで廻ったお店でも最初にこの二つのカードを聞かれ、無いと答えると皆「雇用は難しい」と言って居ました。 先ずは土曜日に仕事を見て貰ってからです。

又、宛には出来ませんがオートクチュールでマルク・ボアンと言う店、今週月曜日に頼んで来ましたが、返事は コレクションが終った時に呉る事になって居ます。 優しそうなマダムで 『どうしても働き度い。 クチュリエ:縫子になる為に 巴里に来た~』と、たどたどしい仏語で話しましたら、何度も 『解る解る…』と言って呉ました。  然し彼女も『帯在・労働許可書が無いと、ちょっと難しい』との事でした。 以上、現況報告です。

最近、逢った同年代の日本女性の話を聞きますと、生活費どころか帰りの旅費も持参していない人が多く、如何しても働かねばと必死です。 私はこの所、来た時の意欲が失われかけていましたが、若い同士で励まし合える友も嬉しいものです。

石蔵さんは何時も『今の若い人は信じて居ませんよ。 やると言っても直ぐ放り出すから』と言って居ましたが、私が余り頑張るので先日は 『貴女良く続きますね…』と、変わって居ると思ったのでしょうか? 今、この時期に如何しても仕事を見付けるつもりです。 コレクションの終る時期と 自分の意欲が湧いて来た所で絶対に~

日本に置いて来たお金を宛にせず 持って来たお金だけで 《働かなければ帰れない~》 位の気持ちで仕事を探し歩いて居ます。 若し職に就けても、お針子さんの給料は安く貯めるのは無理。 頭の中では頑張らなければと思うのですが、何時も思う様に行かず空回り。  

フランス語の方は文法が少々難関で 学校はちょっと足踏み状態。 2~3度、同じ所を繰り返してやるつもりです。 この二ヵ月半、部屋探しや 何やらで 大部無駄な時間を費やしました。 語学の上手な人や運の良い人は 直ぐに何の苦労も無く部屋を見つけたり、職に就けたりするのでしょう。 でもこの無駄は私にとっては貴重な経験でしたし、又、しようと思っても出来ない事では無いかと 思って居ます~ 言い訳でなく。 回り道も又、楽しからずや~?!

何時も歩きながら考えて居ます~ 二時間、三時間…と、未だ是からどんなおっちょこちょいを するやも知れません。 珍道中、愉しむつもりです。 バゲットが買えなくなっても 手紙は出します。 ご安心下さい。 では又。  この辺で失礼致します。  此処2~3日~巴里は凍て付く寒さです。
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by paridayori | 2011-01-27 08:09 | 街並 | Trackback | Comments(0)

身から出た錆

オートクチュールのメゾンへの就職は気が遠くなるくらい狭き門。 然し可能性を信じる事が大切。 そして望めば道は開ける…と、メゾンの門を一軒ずつ叩いて回った。 必ず何処か私の為に門を開いて呉れる店が有る筈…と。 落ち込み、めげそうになる気持ちを叱咤激励。 何の為に巴里まで来たのか?  何もせずには帰れない『この道より我生かす道なし、我この道を行く~』 とか言いながら… 

オートクチュールが世界の大金持ちの為に君臨していた時代、メゾンの敷居が何と高かった事だろう。
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店の前を何回行き来した事か~門を叩く前に…1,2の3…でやっとの思いで叩いた門。 そして驚いたのはどの店も丁重な扱いだった。 暗記したワンフレーズ 『この店で働きたいのですが~』 答えは『残念ながら今人材を必要としていません。 次ぎの機会に…』と 社交辞令を心得た人事担当者は、丁寧に対応して呉た。 

今の様に日本が世界で認められる程の大国では無かった時代~ 1ドル360円、1フラン70円、未だ発展途上の頃。 東洋の外れ?ジャポン(日本)より、大陸 シノア(中国)の方が 有名だった時代……

言葉のハンディも大きく、トラブルも多かった。 折角見付けた下宿も離れる羽目に… マダム・オデッタのホームパーティで 紹介された友人に下宿提供を受け、断り切れず受けてしまった。 その方の家が郊外で有る事を知る由も無く、巴里迄の距離間等、知識も無い侭…… 

エッフェル塔近くのマダム・フォンテルの部屋をアリアンスの友人に譲って移転した後、気が付いた。 毎日仕事探しや語学学校:アリアンス・フランセーズに通い始め、遠距離の不便さが判明。 急遽、巴里へ舞い戻り、新たに部屋探しの試練に立向う事に~~

早合点 や オッチョコチョイ~ そそっかしい 性格的な失敗は絶えなかった。 然しそれは全て身から出た錆、 落ちこぼれの修行の始り~ そして後の人生に少しずつでも役立つ経験~?!若さ故出来る試練でもあった。
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回想録
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by paridayori | 2011-01-22 00:26 | 自作:ファッション:小物 | Trackback | Comments(0)

巴里の食事情

1972年1月17日(月)
声のメッセージ有難うございました。 前の部屋は古いお宅で電圧が合わず中々聞けませんでしたが、此処へ移って早速聴きました。 大感激です。 皆の喋っている様子を思い浮かべながら楽しく聞かせて頂き、時々  噴出してしまいました。 安田さんが見えた時には、私の声を持って帰って頂きます。

又、お願いです。 カセットテープ【言葉の旅・フランス】(日本放送協会)福井芳男:吹き込み構成・60分カセット2巻、テキスト付き、定価3600円。 薬は風邪薬だけで結構です。 目まぐるしく変る私の便りでご心配掛けている様ですネ、申し訳ございません。 

さてご質問のエスカルゴですが未だ食べてません。 街のお魚屋さんで売って居ます。 先日は生牡蠣を食べました。 レストランの前でダース幾らで売って居て、お盆を持って行くと氷を敷いた上に開けた牡蠣を綺麗に並べて呉ます。 レモンかエシャロット:小さい玉葱を刻んで混ぜたワインヴィネガー(酢)で食べます。 先日はお腹が空いている所にワインを飲みながら食べたので、頭がホワ~ンとして牡蠣の磯の香で少々胸焼けしました。   高級品は私の体質に合わない様です。  
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こちらではケーキも良く食べて居ます。 大きく焼いた円形の色々な果物パイ。 アップルパイも有りますが日本とちょっと違った感じ。 薄いパイ皮の上に果物、リンゴ、洋梨、イチゴやラズベリーを乗せ、其の上をジェリーで固めただけのシンプルなパイです。 25~30㎝の円形で好きな大きさに切って、目方で売って呉れます。 お菓子類は安くてとても美味しいです。
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買物はお菓子類に限らず量り売りで、一切、二切~ 一枚二枚~一個二個~と殆ど全部、キロ幾ら~ ハムもその場で必要なだけ切って呉ます。 いつも二枚位買いますが17~8㎝の円/楕円形で二枚でも直ぐ2~300gになってしまいます。 ハム、ソーセージ類はとても美味しく日本より安いです。
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果物はスペインみかん:マンダリンと言って日本のみかんに形は似ていますが、色が少々濃くとても甘いので、是なら酸っぱいのが嫌いなお母さんも幾つでも食べられそう。 私の様にバゲットが好きでハムが好きで…   洋食?で間に合う人は  良いですが、日本食で無いと生きられない日本人も多い様です。 自炊出来る場合は良いですが出来ない人は可哀想。
  
今の部屋は少々不便です。 朝、お湯を沸かしたり玉子焼き、ゆで卵位は出来ますが、何しろ部屋に洗面所が有りませんので毎日、断水時の様に汲置きの水です。 其のうち慣れると思いますが~ 飲み水はプラスティックに入った水を買って飲んで居ます。  

他を探して居ますが… 此処は元軍人さんのお宅でとても広く日本で言う5階です。 ご主人は亡くなられ奥様とお嬢さんの二人、其れに下宿人のアメリカ人と私の四人暮し。 奥様は今まで部屋探しでお逢いした方の中で、一番奥様らしく無い奥様。 TVの「じゃじゃ馬億万長者」のおばあさんの様な感じ。 チンチクリンで何時も前掛けを掛けて居ます。 人の良さそうなフランス人でとても可愛らしい方。 声も可愛らしく電話で予約取ったのですが、余りの違いにお会いした時、お手伝いさんと間違えました。

今の部屋のバルコーンからの眺めは素晴らしく明るい広い部屋です。 7~8月のヴァカンス時期、二ヶ月のホテル住まいになる為、移転を考えて居ます。
 
部屋探しも私にとっては良い経験でした。 フランス人の家庭を大分見られました。 何処も目を見張る様な家具ばかり。 若しかしたら、したくても出来ない経験かも~ 以前、日本企業の企画で「家の造りを見るモニター」の  ヨーロッパ見学が有りました。 頭が良ければ原稿書いて送ったり~ アルバイトも出来るでしょうに… 

何か面白い事等、有りましたらお便り下さい。 前の住所から回送されて来ますので皆様の郵便は無事届いて居ます。 では又。
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by paridayori | 2011-01-17 06:09 | お菓子:食 | Trackback | Comments(0)

部屋探し

1972年1月13日(木)
昨日、荷物受取りました、有難うございました。 さて部屋が見付かりました。 16区内で今住んでいる所から 歩いて5分の所。 困る事は7~8月の二ヶ月は大家さんがヴァカンスに出掛ける為、出なければなりません。 あと半年有ります、其れ迄に何とか良い所が見つかるでしょう。 

日当たりは素晴らしく良いのですが難点は下宿の為、部屋に洗面所が無い事。 でも大きな水差しと洗い桶、 バケツ等が有り毎日の洗面には困りません。 其れに週に一度、お風呂に入れるそうです。 他にアメリカ人の女性も下宿していて、部屋は広くエッフェル塔近くのマダム・フォンテルの部屋位です。 色々不便も有りますが 仰る通り不便でも取敢えず、落ち着く事にします。

お母さんのお誕生カード遅くなりました。 中々良いのが無くて… スミマセン。 お伺いが遅くなりましたが皆様 お元気でお過ごしのご様子、何よりと存じます。 私は至って元気。 色々悩みも有りますが何とかもう少し 頑張り、自分なりの方針を立てたいと思って居ます。 色々良いアドバイス有難うございます。 
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話は変りますが、こちらの花屋さん良く目に付きます。 街の住民殆どがアパート暮らしの為、鉢植えの花が 多いのでしょう。 その鉢植えも大きな立派な鉢植えです。 お中元、お歳暮が実用品の日本に比べると、はるかに贅沢なムード有る贈り物ですね。 

日本も早くそうなると、お父さんも楽しみでしょう。 ワゴン車で街角に立つ花屋さん『街の小さな花屋さん~♪♪』そのもので夢がありますネ。 お父さんのあのトミダチ軽四輪に可愛い幌を掛けて、街へ繰り出したらどんなに 楽しいでしょう… 

そんなスタイルがマッチする場所が欲しいですね。 日本もだんだんそうなりつつあるのでは? 高層建築、団地で味気ない生活を送って居る人達の心に、潤いをもたらせて呉ると思います。 昔ながらの車を引いた植木屋 さんも良いですが、是からはムードを愉しみながらのお花屋さんも~ 楽しいですね・・・
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昨日、エッフェル塔近くに有るホテルでJAL後援の [中尾ミエショー] が有りました。一時間ほどでしたが無料の為、学校の帰りに見て来ました。 ≪知床旅情、ソーラン節≫ 等、色々な歌を生で聴けました。 観客は大使館、商社マンの家族連れから学生等、約百人~??在仏邦人の多いのに驚きました。 今日はこの辺で。 
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by paridayori | 2011-01-13 13:03 | 花:植物:自然 | Trackback | Comments(0)

巴里見物

1972年1月8日(土)  
今日は今年になって始めてパリ見物をして来ました。 地下鉄のトロカデロ駅《シャイヨー宮》の広場からエッフェル塔を眺めました。 曇り空にそびえるエッフェル塔。 葉の落ちた木々の間にそびえ立つ姿は、赤白の東京  タワーと違ってシックで雄大です。
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色のない冬景色も又、素晴らしい巴里です。 私の立つ石畳の広場シャイヨウ宮は余り広く有りませんが、子供達が見物人の間をぬって、ローラースケートに興じて居ました。子供の元気な姿は何処の国も変りませんが、  その服装の色やデザインはオシャレです。

私の傍に一人の日本人が近付いて来ました。 其の方は82歳と4ヶ月と言いエッフェル塔の前で、観光客向けの写真やさんが写した4枚15フラン(約1000円)もする写真を手にしながら『一生の記念です。もう死んでも悔いは有りません』と話して居ました。

ショルダーバックを肩に掛け『昨日着いて今朝から歩き詰、パリは歩きが一番。 是からエトワール:凱旋門へ』と、お元気でした。 田舎のお爺さんは如何ですか?? 一度しか便りして居ませんが・・・

この後、サン-ミッシェルへ行き、フランス人に人気が有ると言うアラブ料理「クスクス」を食べました。  アルジェリアやモロッコの料理で意外と面白い感じです。 サン-ミッシェルは学生街でヒッピーが多く、何と無くざわめいて居ますが親しめる街。 ノエルの夜から好きになりました。 レストランもエキゾチックな情緒漂う所が多く、  高級レストランとは違って一種独特の雰囲気が有ります。 

食事の後、コンコルド広場方面に河岸を歩き、地下鉄マドレーヌ駅近くの音楽バー:オランピアへ。  時間が  早いせいも有りお客はまばらでした。 イギリス人の経営で英国調の店造り。 日本のバーの様な物では無く ホステスとか居ません、カウンターの女性は学生さん。 

夜九時半… あっと言う間に人が一杯~音楽の生演奏が始るのです。 髪がバサッとした蝶ネクタイに口ひげ≪御茶ノ水博士?≫風の方が ピアノを弾き始め、お客は思い思いにピアノを取り囲んだり、テーブルに座って調子をとったり年配~若者、客同士で立ち話をしたりとても愉快でした。 生ビール一杯3フランで何時間も居られ音楽の生演奏が聴けるのです。 老若男女、皆が集り自分の好きな様にして生演奏が聴ける楽しい 社交場、気軽に入れるこんな店、人々の心を和やかに愉快にして呉ます。 

今日は日記を書くつもりで一日を書いて見ました。 巴里には色々楽しい店や面白いお料理が有ります。    街の話題は折りに触れ書きたいと思います。では又。
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by paridayori | 2011-01-08 12:28 | 街並 | Trackback | Comments(0)

新春

1972年1月5日(水)晴れ
皆様、お元気の事と思います。 昨日は大変良い事が有りました。 シャンゼリゼ通りのパンアメリカン航空で 長沢節先生にお逢いしました。 大きなガラスの向うに見覚えの有る顔が~思わず中に入って行きました。
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先生は雑誌の編集長とご一緒でしたので、10分程お喋りしたゞけですが楽しい一時でした。 お母さんの口癖『先生の所で影響を受けとうとうパリ迄来てしまいました』と話しましたら笑って居られました。 『今月一杯サンジェルマンのホテルに泊まっているから何時でも遊びに来て良いよ!』と変わらぬ気さくさで、異国で恩師に逢えた事とても嬉しく思いました。 

昨日、大使館に行った折、赤軍派の記事を読んで参りました。 人間同士が傷付け合い殺しあう事はとても悲しく痛ましい恐ろしい事、目を背けたくなる記事でした。 他の記事も電車の追突・銀行の持ち逃げ等、今は想像できない位、平和な生活です。 巴里は人間味が有り例えほんの短い間でも命の洗濯が出来るのは嬉しいです。 

夕暮れ時、帽子にシックなコート姿で長いバゲットを小脇に抱え、帰宅する紳士の家庭的な微笑ましい姿…… そう言えば日本のパンの値上げは時間の問題とか~ 長くこんがり焼けたバゲットが60サンチームと言う安さ、送れないのが残念です。

電話引けたのですか? お母さんから電話が~と書いて有ったので。 アリアンスの友人は日本の家へ掛けたそうですが《泣いちゃって~家族が》と話して居ました。 掛ける気は有りませんが、若し通じたら番号だけでも  教えて下さい。 

お父さんへのカードにも書きましたが、こちらのつつじ:アザレアは本当に立派な花です。 お花屋さんは楽しく  ムードが有ります。 鉢植えの作り方が日本と違う様で何時迄見ていても飽きない美しさ~お母さん『お誕生日おめでとうございます』この手紙の方がカードより先に着くと思います
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by paridayori | 2011-01-05 14:49 | 花:植物:自然 | Trackback | Comments(0)

Bonne Annee!

Bonne Annee ! あけまして おめでとうございます!
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by paridayori | 2011-01-05 14:36 | 花:植物:自然 | Trackback | Comments(0)
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夢を叶えた落ちこぼれの巴里修行


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