巴里便り~今昔★オートクチュール修行@70年代

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故郷は遠きにありて~

1974年2月10日(日)
寒さ厳しいこの冬、皆様、お変わりなくお過ごしの事と存じ上げます。 和江さんのお便り有難うございました。
いつもお正月の度に『日本のお正月が一番良い、家のお正月が一番好き~』と思いながら~ 巴里で三回目のお正月を迎えてしまいました。 三回とも全く異なったお正月でしたが・・・
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今日は近くに住む日本人の友人と紅白歌合戦を観て参りました。 是は邦人に限られる為、何時も一人で行ってましたが、今年は仏語学校の友人が近くに住んで居るので… 帰り道、話しながら 『 何の彼のと言っても大晦日一日中仕事に 追われた後、おこたの中でみかんをむきながら一家揃って見る紅白が一番ね 』 と… 

そんな良い日本を離れて何故、異国に留まるのか…?自分でも解りません。  家の写真を見る度、平和で静かな家の周りの美しい自然を想い出します。 『 もっと日本、故郷が近かったなら~ 』 然し遠く往復が容易く無いからこそ、感慨深いのかも知れませんネ。 『 故郷は遠きに在りて… 』 でも余りに遠すぎます。

先週の日曜日、久しぶりにモニックの家へ遊びに行きました。 お正月ソミューに行って以来、約一ヶ月ぶり。 彼女昨年暮れに風邪を引き、ずっと具合が悪かったのですが、今度は結石だそうです。 何の結石か良く聞かなかったのですが…

モニックの今のアトリエは仕事が前より重労働、既製服の裁断が主で一日中立ちっぱなし。 テーブルの上に布地を何枚も重ね、円盤の付いた電動の重い機械で押しながら裁断します。 繊維の埃りも多く女性には重労働です。
 
夜、床に着くと腰が非常に痛むとの事で 『 手術するの?』 と聞きましたら 『 検査の結果を見て~』 と言って~『 若し結果が良く無ければ仕事を辞めて静養の為、ソミューに帰る、空気の悪い巴里では静養なんて出来ない 』 と話していました。

お母さんの腰、もう一年余りを過しましたが具合は如何ですか。  私もコレクション中に一度、腰が痛くて歩けず昼頃出勤した日が有りました。 早朝、残業の仕事が続き夜も2~3時間しか眠れぬ日が続いた時です。 その後は無事一ヶ月終え84時間と言う残業にも、持ち堪えました。 

私は人より意気地が無いので直ぐ参ってしまいますが、今回は残業中も出来るだけ休まず学校に通いました。 今月は、残業代のお陰で少しお金持ちになりました。 では皆様、お身体に気を付けてお過ごし下さいませ。 
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≪寒さに負けず咲く秦野の庭の寒椿 : 2013年1月≫
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by paridayori | 2013-02-10 21:33 | 花:植物:自然 | Trackback | Comments(0)
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夢を叶えた落ちこぼれの巴里修行


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