巴里便り~今昔★オートクチュール修行@70年代

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オランダ旅行

1974年9月1日(日)
旅先からの絵葉書届きましたか? 昨日、友人より一足先に汽車で帰って来ました。  パリ ←→ アムステルダム 往復 《 90フラン 》 というバスが出ています。 毎週金曜の夜発~翌週の月曜早朝パリ着。 土曜、自由行動、日曜、近郊遊覧と言う内容です。 我々は是を利用して滞在を延ばし一週間後のバスで帰る予定でした。
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でも私は月曜日から仕事が始ります。 時間的には朝6時パリ着なので、大丈夫でしたが。 リクライニングシートのバスですが~ 行きに良く眠れなかったので、疲れと寝不足での出勤はどうも気が進まず、先に帰って来て今日は休息です。

巴里は涼しく今もセーター姿。  旅行中は天候に恵まれ快調~ 快適でした。 オランダは物価が高く、巴里以上です。 ユースを利用しての旅でしたが、巴里の安ホテル並の値段です。 でもユースは何処も満員で、ドイツの学生が団体で、泊って居た様です。

ハーレムとアルクマールに近いユースには泊れましたが、後は満室で断られました。 島に行った時は思いがけずキャンピングカーに泊りました。 農家が夏の期間中庭を開放しテントを張ったり、キャンピングカーを置いたりして泊めて居るのです。  このキャンピングカーは良く出来ていて、プロパンガスで料理が出来ます。 鍋、食器等、全部揃っていました。 シャワー、トイレは共同ですが、清潔で良く整備され快適でした。 

始めてユースに泊った日は、広い部屋にずらっと並んだ鉄の二段ベットを見て、何処かの収容所の様な感じでした。 でも食事中や食後、旅している各国の若者と友達になれて~ 意外と楽しくホテルでは出来ない経験です。 ヨーロッパの若い人達、特に旅に出掛けて来る様な人達は自国語以外に、英語、仏語を話す人達が多く、会話も余り苦になりません。
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そして何時も思う事ですが、もっと仏語を上達させたい、英語も勉強しなければと… でも一向に~ 怠け者は変らない様です。 今回も会話は全部受け持ちました。 友人は文法は私より出来そうですが、話したり聞いたりは普段からの訓練とお喋り好きな、私の方が [ ウワテ ] ~¿? 只、話の内容が深くなるに連れ、単語不足が歯がゆくなります。 

旅先で外国人に逢うと笑顔で挨拶、直ぐに打ち解けます。 アムステルダムからの汽車では米国人の女の子、オランダ人の姉妹と私の四人、其々が紹介し合って話が弾みました。 姉妹が降りて次はオランダ人の男の子二人、国際列車も又、楽しからずや…

でも何時も楽しい話題ばかりでは無く、夏にアムステルダムで起きた事件。 ユースを利用した日本人女性がその後行方不明とかで、何処のユースにも捜査協力の張紙がして有りました。 写真入で日本語と英語、読んだ時は怖くなりましたが~ 私だけで無くスイス人の子も同じでした。 訪れる人を震えさせているのでは無いかと思います。 

一人旅は男女にかゝわらず、充分気を付けたいですね。  私も以前から夜遅い帰宅、外出は好みません。 この頃は~ モニックの所で夕食を勧められても断り早めに帰ります。 不慮の事故は自身で気を付けないと。
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こう言う事は何処の国にも付いて廻るもの。 日本でも誘拐や色々嫌な事件が有りますが、巴里~ ヨーロッパでも私が知らないだけで色々、起きていると思います。 《 君子危うきに近寄らず 》 とか 《 急がば廻れ 》 《 石橋を叩いて渡れ 》 等、諸々の諺をいつも心の中で呟きながら気を引き締めています。 と言うと如何にも慎重の様ですがその割に、何時も何処か抜けていて、そゝっかしくおっちょこちょいです。 是だけは直りそうも有りません。 ではまた~ 旅行で廻った所に付いては次回に書きます。 

もう九月、そろそろしのぎ易くなって来た頃でしょう。 そして食欲の秋~ 柿、栗、梨、日本の梨は西洋には無い味です。 秋刀魚も~ 子供の頃、椎茸ご飯を五杯食べて翌日、学校を休んだ思い出はいつまでも ――
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オランダの街で売られて居る 《 鰊のお刺身 》 目の前で皮を剥いて料理します。  是に玉葱のみじん切りの付け合せ。 思わず 『 温かいご飯とお醤油が有ると良いのにね~ 』 と二人でつぶやきました。  最後にもう一度食べたかったけれど汽車の時間が無く、切符無しで飛び乗りました。 でも残念!  お刺身に熱いご飯は日本ならではです。
では又~ 何時もながらの食いしん坊~!!!
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 ≪以上⇒ 2012年6月@アムステルダム観光写真~≫
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by paridayori | 2013-09-01 03:42 | 街並 | Trackback | Comments(0)
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夢を叶えた落ちこぼれの巴里修行


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