巴里便り~今昔★オートクチュール修行@70年代

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入院中の状況

1975年3月18日(火)
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≪2014年3月19日 朝日を浴びる魔天楼ビル街 & セントラルパークを一望に臨む PARK LANE HOTEL @ NY ≫
昨夕、夕焼けが美しく、今日は良いお天気かと思ったら朝、窓を開けてびっくり。  巴里の屋根が一面に真っ白~ 粉雪が舞っていました。 でも昼からはお天気が良く~ 今日も又、美しい夕焼けが遠くの空を染めています。 とても冷たい一日でした。 

昨日に続き、今日も色々な手続きで半日歩いて来ました。 午前、午後と、計5時間の外出。 未だ少々疲れる様です。 寒いので体をちゞめて歩くせいでしょう。  昼頃~ 用事が有り入院していたクリニックへ行き、同室の患者さんを見舞って来ました。 この方、35才の主婦ですが腸の手術をして、今回で10回目と言うキャリア。 私は水曜日に手術して~ この人は金曜日だったのですが、金、土、日と3日間、体中、管だらけ~ 細い体の人で助かるのかと思う程でした。

すごく元気の良い人で~ 月曜日頃からしゃべり出したら、まあにぎやかな事。 でも手術の先輩だけに色々教えて呉たり~ 心配な事、解らない事、聞く事が出来て助かりました。 例の如く怪我や病気に弱いのは相変わらずです。 

土曜日抜糸の時も、痛く無いのに大袈裟にふうふう言って~ ちょっと血が出て来たら大丈夫か心配して笑われました。  今は何の糸を使うのか、抜糸の必要は無く放って置いても、自然に解けてしまうそうです。

病院も色々な患者が居り~ 時には睡眠不足になります。 まあ昼間良く眠れましたが・・・ 入院したクリニックは総合病院で外科、内科の手術を行います。 余り大きくは無いですが、相当良い医師が来ているそうです。 殆どの外科医師が自分のクリニックを持って居て、他のクリニックも掛け持ちで~ 週に何回か患者を訪れています。 

ここの院長は毎日~ 患者を見舞っていました。 約百人近く収容出来るのでは無いかと思います。 部屋は3人部屋で~私が入った時、前述のマダムと左ひざを手術した、フランス人のマダムが居ました。

この人は一ヶ月の入院だったとかで~ その週末退院しました。 日曜日は二人になり~ 月曜日の夕方 54才のマダムが、やはり盲腸の手術で入院。 でも可哀想に私より余程気が小さいのか、火曜日~ 手術前夜は、うなされていました。 手術後も昼間は良いのですが、夜になると始るので睡眠不足。 その人、木曜日に一人部屋に移りました。

土曜日の朝、ベルギーから来た若い女性が、鼻の整形手術の為~ 入院しました。 この晩も一晩中この子がうなって居たので、またまた睡眠不足。 まあ手術の後は私も相当激しく苦しみましたので、人のこと言えませんが。 整形手術の為目鼻を包帯されたこの子は、口から息をするので~ 喉が相当かわくらしく、目が見えない不安から絶えず時間を聞いて~時々悲鳴を上げていました。

この静かな寝ぐらに戻り、一人 【 春眠暁を覚えず 】 の如く眠りこけています。 病院に居る時も手術の後、良く眠るので、皆びっくりしていました。 問題は入院費ですが、一切請求書されませんでした。 普通の人より2日も多いのに。 盲腸は全額保健で負担されるそうです。

因みに、この整形をした女性の一日の入院費500フラン(約三万円)だそうです。 是は病気では無く、エトランゼ(外国人)で保健も効かない為ですが~ 若し保健が無かったら私も、こうしてのんびり入院してられなかったでしょう。 完全看護で待遇も良く、良い人達に囲まれ悪くない入院生活でした。 では又。
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≪ 2014年3月20日 ミキサー車も星条旗色 @ NY ≫
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by paridayori | 2014-03-18 21:58 | 風景 | Comments(0)
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夢を叶えた落ちこぼれの巴里修行


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