C型肝炎 (I)
健康な様な顔して~¿?と云うか、症状なく無事に50年余りを過ごして来た。
が、寝て居る子の👀を覚ました? 様に、2014年:血液検査で肝臓の異常数値が
見つかり、精密検査でC型肝炎と判明。
精密なスキャナー検査でステップ4(最高) に近いステップ3.8.と云う異常事態
医師に即刻治療開始を通告された。 医師の話では『 昨日今日に感染したもの
では無く、遥昔だろう~¿?』 と言う事で思い起こせば~高校三年 @ 17歳の夏
[ 急性肝炎 ] と病名を頂いた以外、何も思い浮ばず~又は、74年の盲腸の時の
麻酔を打った注射器か??
※C型肝炎と云うのは、ほゞ注射器が感染原因:現在は全て使い捨てになって
居るが、昔は消毒液の付いた脱脂綿で使い回しだった。 現代の若者が好む刺青
👂に開ける穴、等、何しろ針で血液に入るものが原因の一つとか。
いずれにしても医師からは早急の治療開始アドバイスを受けた。 が、インター
フェロンとか治療経験を持つ方の状況を伺うと、副作用が半端無いとの事。
既に現役引退して居たが今迄:50年以上も抱えて来て、その気配すら感じない
健康体の様だったし~ と思い悩んだ挙句、医師にもう一度確認『 若し治療せずに
放って置くと、どうなるんですか? 』 曰く『 肝硬変や癌を患う可能性が高い 』
と伺って即刻決意。
一日一錠:👀の跳び出す高額
医師曰く『 幸い長年研究開発されてきた特効薬の認可が丁度下りた所です』
只、認可されて数カ月¿¿ と伺い、副作用の心配とか不安は尽きず~¿?
然し状況は既に猶予無の [ 俎板の上の鯉 ] まぁどうなっても良いか~¿ と
大げさに諦めの胸中~😢
仏国立病院の専門医師の指導で、若手インターン・グループが健康状況の審査
薬の処方管理等、親切に担当して下さり、恐る恐る💊薬の服用に挑戦~!!
時間と服用日数を厳守して3カ月の服用~並行して血液検査は、1週間後:
次は2週間置いて~ その後:1、3、6カ月~そして年一回。
この薬:3カ月服用後、半年後にはウィルスが全て消えていた~Σ(・□・;)
現在( 2018年 )は既に完治と云う結果に辿り着き安堵。然し今後も取敢えず
数年間は毎年:血液検査に因るコントロールが義務付けられている。
再発しない事を祈りつゝ。
一日3錠:朝晩
お蔭様で何の副作用も無く、治療出来た事は輝かしい医療の進歩に感謝感激 🙌
然し特効薬とは云え、認可早々で人体実験も兼ねて統計を取る為だろうか??
個人の検査結果を医療機関で統計参考資料にする承諾書に署名を求められ&
治療費は健康保険で100%保証と云う恩恵を授かった~ホッ!!
後日、届いた請求額の明細書を観ると、とんでもない高額が表示されて居た。
是が全て仏社会保険負担と、至れり尽くせりの医療体制に感謝感激~\(^o^)/
只、不思議なのは50年間:余り酷い兆候も表れず、不可解な体調不良程度の
症状だけだったので、救われたのかも知れない。 現役時代は、公私ともに
相当ハードな日程:スケジュールを熟したにも拘らず大事に至らなかったのは、
奇跡なのか~¿¿?
知らぬが仏~と云うか [ 病は気から ] 何時も大げさな性格、知らずに居た事が
逆に幸いだったと云えるだろう。。。
~~~~~・~~~~~・~~~~~・~~~~~・~~~~~~
追記:2020年10月
今年のノーベル医学生理学賞の受賞者がハーベイ・オルター:マイケル・ホートン:
チャールズ・ライス この3氏の業績が「C型肝炎ウイルスの発見」。
肝臓癌や肝硬変を引き起こす原因となるC型肝炎の血液検査や新薬開発への関連が評価された
と伺い ノーベル賞を取れる位大変な病で有った事を改めて認識した。
この方々のお陰で救済された一員として心より感謝の意を表したい。
現在も未だ定期検査は続いて居て血液検査は4月 & 10月。 今月:10月は肝臓:胆嚢のエコ検査
📩で処方箋も届いて居る。 エコは10月のみであるが この定期検査は健康診断として心強い。